カードローン用語集/「あ」行の用語

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カードローン、融資、借入、キャッシング、各種ローンなどに関連する「あ」行の用語を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

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アドオン金利

よみがな:あどおんきんり

アドオン金利とは、アドオン方式で用いられる表面金利のこと。

これにより算出された利息よりも実質金利の負担が大きくなるため、現在は割賦販売法により、アドオン金利での表示は禁止されている。

アドオン返済方式

よみがな:あどおんへんさいほうしき

アドオン返済方式とは、元金に対して「上乗せる(add-on)」形で利息を計算する返済方式のこと。

元金の全額に対して貸出期間分の利息を計算し、その元金・利息の合計額を割賦回数で割って、毎回の返済額を決める方式を指す。実質金利の負担はこれより大きくなるため、アドオン金利での表示は禁止されているが、この方式そのものが禁止されているわけではない。

暗証番号

よみがな:あんしょうばんごう

暗証番号とは、システムと使用者の間で共有する秘密のパスワード番号のこと。

金融機関などでは数字4桁のPINコードなどで管理されることが多い。

一部繰上返済

よみがな:いちぶくりあげへんさい

一部繰上返済とは、毎月の返済額とは別にある程度まとまった金額を支払うこと。

現在の返済額を変更することなく、残りの返済期間を減らす目的で行う返済方法。資金は元金部分に充当されて、支払う必要のある利息部分が減る。一部繰上返済を活用することで借入残高が減り、総返済額が抑えられる効果が期待できる。

一括返済

よみがな:いっかつへんさい

一括返済とは、借入残高と利息全てをまとめて返済すること。

一括返済することで、元金部分および利息部分の全てを一気に返済できる。結果的に総返済額が少なくなり、毎月の返済が不要となる。「完済」や「全額返済」と呼ばれることもある。

異動情報

よみがな:いどうじょうほう

異動情報とは、信用情報機関に登録されたネガティブな情報のこと。

信用情報機関に登録される情報(本人情報・契約や利用履歴・借入や返済状況・申込履歴など)のうち、融資の審査時にマイナスに働く履歴情報を指す。「事故情報」「ブラックリスト」と表現されることもある。主な異動情報の例としては、61日もしくは3カ月以上に及ぶ長期の延滞や、代位弁済、自己破産の履歴などがある。内容にもよるが信用情報機関には5年~10年ほど保有されるため、ローンやクレジットカードの利用・返済などの際は、異動情報にならないよう注意が必要。

印鑑証明書

よみがな:いんかんしょうめい

印鑑証明書とは、市区町村や役場などに登録された印鑑を公的に認める証明書類のこと。

正式には「印鑑登録証明書」という。市区町村や役場の窓口で、本人または代理人によって発行手続きが可能。最近では印鑑登録設定をしたマイナンバーカードにより、コンビニでも発行することが可能となっている。各種の契約手続きや加入、不動産の購入や売却時などに使用される。

延滞

よみがな:えんたい

延滞とは、契約時に締結した支払期日や返済期限よりも、数週間~数カ月などの長期間、返済が遅れること。

一般的に、金銭貸借では「長期間の返済遅れ」を指す。金融機関の貸借契約で延滞が発生した場合は、返済日から遅れた日数分の遅延損害金が請求される。延滞中は、カードローンの利用停止や、信用情報に異動情報が登録される可能性、遅延損害金の発生などのリスクが生じる。「延滞が長期間の返済遅れ」であるのに対して、「遅延は短期間の返済遅れ」「滞納は返済が行われないままの状態」を言う。

おまとめローン

よみがな:おまとめろーん

おまとめローンとは、複数社からの借入を一つにまとめることができるローン商品のこと。

複数の借入を一つにまとめることで、毎月の返済金額の低減や返済日の集約などにより、返済計画が立てやすくなるといったメリットが得られる。元の契約内容と、おまとめローンの金利設定の差によっては、返済利息を減らす効果も期待できる。法令が規定する一定の条件を満たせば、「例外貸付け」に該当し、総量規制の対象外とし融資を受けられることもある。

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