楽天銀行スーパーローンで使えるお金の借入方法は?借入できない理由や対処法などを解説

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2024.06.27

楽天銀行

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楽天銀行スーパーローンで使えるお金の借入方法は?借入できない理由や対処法などを解説

「楽天銀行スーパーローンの借入方法は何種類ある?」「借り入れできなかったときの理由や対処法を知りたい」など、楽天銀行スーパーローンでお金を借りるときの疑問をお持ちの方も多いでしょう。

楽天銀行スーパーローンには3種類の借入方法があり、それぞれ都合や目的に合った便利な方法です。借入方法によっては、手数料無料で即時にお金を借りられる方法もあります。

この記事では、楽天銀行スーパーローンの借入方法や利用中に借入ができなくなる理由などについて詳しく解説します。

結論(この記事のポイント)

  • 楽天銀行スーパーローンで利用できる借入方法は3つ(ネット・電話・ATM)
  • 楽天銀行スーパーローンで最速の借入方法はPC・スマホでの口座振込
  • 楽天銀行スーパーローンの利用中に借入ができなくなる主な理由は7つ
  • 楽天銀行スーパーローンで借入ができなくなったときの対処法を理解できる
  • どうしても楽天銀行スーパーローンで借入ができないときの対応方法が分かる
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローン 利用限度額 審査時間 融資までの時間
最大
800万円
最短即日※1 最短即日※1
借入金利 無利息期間 土日の借入
1.9%~14.5% ※1
パート・アルバイト 学生 主婦
※2 ※2 ※2
おすすめポイント
  • 楽天会員ランクに応じて審査優遇!※3
  • カードの利用で楽天ポイント還元が受けられる!
  • 「金利半額」など期間限定のキャンペーンが豊富!
  • 1…申込の時間帯や審査の状況などによって希望に沿えない場合あり、審査対応は平日のみ
  • 2…パート・アルバイトの方および専業主婦の方は、20歳以上~60歳以下に限る
  • 3…一部例外あり

目次

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楽天銀行スーパーローンで利用できる借入方法は?

楽天銀行スーパーローンには、3種類の借入方法があります。利用できる3種類の借入方法は次のとおりです。

楽天銀行スーパーローンで利用できる借入方法

都合やライフスタイルに合わせて、借入の都度3種類から選択できるので、それぞれの借入方法を理解して、自分に合った借り方を選びましょう

楽天銀行スーパーローンの借入方法①PC・スマホの借り方(口座振込)

楽天銀行スーパーローンの借入方法①PC・スマホの借り方(口座振込)

楽天銀行スーパーローンの借入方法1つ目は、PCやスマホなどからネットで口座振込の手続きを行う方法です。店舗やATMへの訪問が不要なので、日中に時間が取れない方でも利用しやすい方法です。

PC・スマホ(Webサイトまたは楽天銀行アプリからログイン)で、楽天銀行スーパーローンの会員専用サイト「メンバーズデスク」から手続きを行えば、利用可能額の範囲内で簡単に振込融資を受けられます。

なお、登録口座やメンテナンス時間によって即時で振込が完了しない場合があることに注意が必要です。

PCで借りるときの流れ

PCから口座振込で借りるときの流れは次のとおりです。

■PCで借りるときの流れ

  • STEP1
  • STEP2

    メニュー欄から「融資のお申込」を選択して、借入希望額を入力

  • STEP3

    確認画面で申込内容を確認して「この内容で申込む」をクリック

  • STEP4

    借入申込受付完了~指定した金融機関に口座振込で入金される

PCから口座振込で融資を受ける場合、指定口座への振込手数料は無料で利用できます。

4ステップで借入が完了するため、普段からPCの操作に慣れている方はストレスなく、スムーズに希望金額を借りられる手続きができるでしょう。

スマホで借りるときの流れ

スマホから口座振込で借りるときの流れは次のとおりです。

■スマホ(Webまたはアプリ)で借りるときの流れ

  • STEP1

    専用サイトのメンバーズデスクにログイン(Webアプリ

  • STEP2

    借入希望額を入力して「融資を申込む」を選択

  • STEP3

    確認画面で申込内容を確認して「この内容で申込む」をクリック

  • STEP4

    借入申込受付完了~指定した金融機関に口座振込で入金される

スマホで借りるときもPCと同様に指定口座への振込手数料は無料で借入可能です。スマホでの借入なら、外出先や休憩時間などでも手軽に振込融資を受けられるでしょう。

口座振込の受付時間と入金までにかかる時間

楽天銀行スーパーローンの口座振込は、登録口座によって受付時間と入金までにかかる時間が異なります。

登録口座によって反映される時間の違いは次のとおりです。

登録口座 口座振込
受付時間
入金までに
かかる時間
楽天銀行 24時間365日 即時
他の金融機関 平日 0時10分~14時45分 9時~15時頃
14時45分~
23時50分
翌営業日
9時~15時頃
休業日 0時10分~
23時50分
翌営業日
9時~15時頃

楽天銀行を登録口座に指定しておけば24時間365日即時で振り込まれるため、こだわりがない場合は楽天銀行口座に指定しましょう。

PC・スマホで借りるときの注意点

PCやスマホから借入を行うのは便利ではあるものの、利用時に注意すべき点があります。借入をする際の注意点は次のとおりです。

■PC・スマホで借りるときの注意点

  • メンバーズデスクは23時57分~0時03分の時間帯が、システムメンテナンスのためログインできない
  • 楽天銀行メンテナンス時間帯や23時50分~0時10分の間は振込に対応していない

夜間に借入が必要になったときは利用できない場合がありますが、長くても20分ほど待機すれば利用できるようになるので、それほど気にする必要はないでしょう。

楽天銀行スーパーローンの借入方法②電話の借り方(口座振込)

楽天銀行スーパーローンの借入方法②電話の借り方(口座振込)

楽天銀行スーパーローンでは、電話からでも口座振込で借入が可能です。「楽天銀行カードセンターカードローンご案内専用ダイヤル:0120-730-115(無料)」に電話をすると、専属のオペレーターが借入の申し込みを受け付けてくれます。

PCやスマホの操作に慣れておらず、専属オペレーターと話しながらお金を借りたい場合にも安心です。フリーダイヤルで、借入の申し込みなら24時間受付をしているので、いつでも気軽に利用できます。

ただし、電話が集中する曜日や時間帯に問い合わせをすると、繋がりづらい可能性がある点に注意が必要です。

電話で借りるときの流れ

電話から口座振込で借りるときの流れは次のとおり。

■電話で借りるときの流れ

  • STEP1

    専用ダイヤル「0120-730-115(借入申し込みは24時間受付)」に電話をかける

  • STEP2

    オペレーターの指示に従って手続きを進める

  • STEP3

    借入申込受付完了~指定した金融機関に口座振込で入金される

会員専用サイトにログインできないときや、メンテナンスの時間帯に被っているときでも利用できるので便利です。

電話で借りるときの注意点

「楽天銀行カードセンターカードローンご案内専用ダイヤル」は24時間通話料無料で利用できるものの、電話が繋がりにくい可能性があります。電話が繋がりにくい可能性があるタイミングは次のとおりです。

■電話が繋がりにくい可能性があるタイミング

  • 週明けの朝や昼休み、夕方から夜にかけて
  • 週末の朝や昼休み、夕方から夜にかけて
  • 月末
  • 年末年始
  • ゴールデンウイーク
  • シルバーウイーク
  • クリスマス

週明け・週末・月末などに電話が混み合う可能性が高いのは、クレジットカードの支払いやローンの返済などに当てる方が増えるからです。また、年末年始やゴールデンウイークの大型連休でもお金を借りる需要が高まるため、長時間に渡って混み合うリスクがあります。

できるだけスムーズに借入をしたいときは、上記に該当するタイミングを避けて電話で申し込むとよいでしょう。

楽天銀行スーパーローンの借入方法③提携ATMの借り方(現金で出金)

楽天銀行スーパーローンの借入方法③提携ATMの借り方(現金で出金)

楽天銀行スーパーローンの提携ATMが自宅や勤務先の近くにあるときは、ローンカードを使って直接現金を借入できます。

提携ATMは全国各地の金融機関やコンビニに設置されているので探す手間がかかりません。

借入時のATM利用手数料が無料の提携ATMもありますが、提携先によっては手数料がかかるATMもあるので、不要な手数料をかけたくないときは利用前にチェックしておくとよいでしょう。

提携ATMで借りるときの流れ

提携ATMから直接現金を借入するときの流れは次のとおり。

■提携ATMで借りるときの流れ

  • STEP1

    ローンカードをATMに挿入

  • STEP2

    画面のメニューから「出金(借入)」を選択する

  • STEP3

    暗証番号を入力する

  • STEP4

    借入希望額を入力して「円」を押して、金額を確認後「確認」を押す

  • STEP5

    返済方法を選択する

  • STEP6

    出金(借入)内容を確認して「確認」を押す~カード、明細書、現金を受け取る

基本的には上記の流れで現金の出金が可能ですが、提携先のATMによってはメニュー内容などが若干異なる場合があるので注意してください。

楽天銀行スーパーローンのローンカードは普通預金口座のキャッシュカードのようなデザインになっており、家族や周囲の方にバレたくない場合でも安心して利用できるでしょう。

利用可能な提携ATMは全国に10万台以上

楽天銀行スーパーローンの提携ATMは全国に10万台以上設置されているので、利用できるATMはすぐに見つかるでしょう。

セブン銀行・ローソン銀行のコンビニや三井住友銀行・みずほ銀行のATMなどにも対応しているため、自宅や勤務先の近くで気軽にお金が借りられます。

また、次に紹介する提携ATMは、利用手数料が無料で利用できます。余分な手数料を節約したい場合はこれらの提携ATMを利用するようにするとよいでしょう。

■借入時にATM利用手数料が無料の提携金融機関

  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-netコンビニATM
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ステーションATMパッとサッと
  • イオン銀行
  • 北都銀行
  • 栃木銀行
  • 愛知銀行
  • 名古屋銀行
  • 高知銀行
  • 富山銀行
  • 大光銀行
  • きらぼし銀行

など

外出先や出張先で近くに提携ATMがあるか分からない場合は、楽天銀行スーパーローンの公式サイトから簡単に検索できます。(提携ATMの検索はこちら

提携ATMで借りるときの注意点

提携ATMは設置台数も多く利用しやすいものの、ATMによっては営業時間が異なることがあるので注意が必要です。

例えば、関西地方の駅や商業施設に設置されている「ステーションATM パッとサッと」は、平日・土日祝ともに7時からの営業開始でそれよりも速い時間帯は利用できません。

提携ATMを利用する際は、事前に営業時間をチェックしておくのがよいでしょう。

また、「三菱UFJ銀行」や「りそな銀行」など、ATMの利用時に利用手数料がかかる提携先もあります。ATMの利用手数料は、借入金額によって異なります。

借入金額 手数料
1万円以下 110円(税込)
1万円超 220円(税込)

不要な手数料を支払わずに借入をしたい場合は、手数料が無料の提携ATMを選びましょう。

楽天銀行スーパーローン借入方法ごとにかかる手数料を比較

楽天銀行スーパーローン借入方法ごとにおける手数料の違いを比較してみましょう。借入方法ごとの手数料は次のとおりです。

借入方法 手数料
PC・スマホ
(口座振込)
無料
電話(口座振込) 無料
提携ATM
(現金の出金)
無料

  • 提携先によっては「1万円以下で110円」「1万円超で220円」の手数料がかかる場合あり

PC・スマホ・電話などは、口座への振込手数料がかかりません。ただし、口座に振り込まれたお金を現金で出金する際は、金融機関や利用するATMなどによって、別途取引手数料が必要になる場合があります。

特に現金を出金する必要がない場合は、待ち時間が少なく振込手数料が無料な口座振込を利用するのがおすすめです。さらに、電話よりもPC・スマホなどネット手続きのほうがスムーズに融資を受けられる可能性が高いです。

提携ATMで借入をする際は、できるだけATMの利用手数料が無料の提携先を選ぶようにしましょう。現金が必要な場合は、口座振込を経由せずに、直接提携先のATMから借入をするのがスムーズです。

楽天銀行スーパーローン借入方法ごと最低借入可能額と借入金額の単位

楽天銀行スーパーローンの借入方法ごとにおける、最低借入可能額と借入金額の単位は次のとおりです。

借入方法 最低借入可能額 借入金額の単位
PC・スマホ 10,000円 1万円単位
電話 1,000円 1千円単位
提携ATM 10,000円 1万円単位

借入可能額の範囲内で、少額の借入を検討している方は、1,000円から借りられる電話を利用するのがよいでしょう。PC・スマホと提携ATMの最低借入可能額はいずれも10,000円からとなっています。

借入の都度、必要な金額に合わせて、借入方法法を使い分けるようにするのがよいでしょう。

楽天銀行スーパーローンと他社銀行カードローンの借入方法を比較

楽天銀行スーパーローンと他社銀行カードローンにおける借入方法を比較してみましょう。詳細は次のとおりです。

銀行カード
ローン名
借入方法※1 融資まで
の時間※2
楽天銀行スーパーローン Web、アプリ、電話、ATM 最短即時※3
三菱UFJ銀行
バンクイック
Web、アプリ、電話、ATM 最短即時※3
三井住友銀行
カードローン
Web、アプリ、ATM 最短即時※3
みずほ銀行
カードローン
Web、アプリ、ATM 最短当日
住信SBIネット銀行カードローン Web、アプリ、ATM 最短即時※3
PayPay銀行
カードローン
Web、アプリ、ATM 最短即時※3
  • 1…「Web(PC・スマホなどの会員サイトや専用サイト)」「アプリ(スマホアプリ)」「ATM(提携ATM)」
  • 2…いずれの借入方法ともに2回目以降の場合で記載。初回借入時、振込融資は手続きの時間帯や振込先の金融機関などによって時間がかかる場合あり。提携ATMはローンカードの郵送に時間がかかる場合あり
  • 3…同行へ振込融資の場合は最短で即時入金。他行への振込融資の場合は最短で即時入金~翌営業日など金融機関により異なる

いずれのカードローンも借入方法としてWeb(PC・スマホ)、アプリ、提携ATMを採用していますが、楽天銀行スーパーローンなど一部の金融機関では電話での借入も可能です。また、指定口座を楽天銀行にしておけば、24時間いつでも即時振込が完了できます。

楽天銀行スーパーローンで借入ができるようになるには?

楽天銀行スーパーローンで申し込みをしたいと考えているものの、どのように申し込むのか分からない方もいるのではないでしょうか。本項では、申し込み〜借入までの流れにおけるポイントをまとめて、分かりやすく解説します。

申し込み~借り入れまでの流れ

楽天銀行スーパーローンの、申し込み~借入までの流れは次のとおりです。

■楽天銀行スーパーローンの申し込み~借り入れまでの流れ

  • STEP1
    公式サイトから申し込む
    • 「楽天銀行の口座をお持ちのかた」「楽天IDをお持ちのかた」「どちらもお持ちでないかた」いずれかのボタンから申し込む
    • 入力フォームに必要事項を入力していく
  • STEP2
    審査の開始~審査結果の通知
    • 審査が開始される
    • 契約内容の確認のため申告した個人の電話に連絡が来る
    • 在籍確認が実施される
    • メールまたは電話で審査結果が通知される
  • STEP3
    必要書類の提出
    • STEP2で案内された必要書類をWebまたはアプリから提出する
  • STEP4
    ローンカードの発行&借入が可能に
    • 契約完了の翌営業日にローンカードが郵送で発送されるので、届き次第ATMで借入ができる
    • ローンカードの到着前に口座振込で借入をすることも可能

楽天銀行口座や楽天IDをすでに保有している方は、登録されているデータを元に自動入力されるため、入力項目が減り手間が軽減できます。

全ての手続きを完了して自宅にローンカードが届けば、ATMからの借入が可能になります。なお、ローンカードが届く前でも、振込借入なら契約手続きが完了次第で利用できます。

必要書類・審査・在籍確認などへの対策をしておこう

楽天銀行スーパーローンでスムーズにお金を借りたい場合は、必要書類・審査・在籍確認などの対策を事前に行っておくとよいでしょう。

必要書類は運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、最新の給与明細や源泉徴収票・確定申告書など、できれば社名入りの収入証明書類を準備しておくとスムーズです。

楽天銀行スーパーローンの必要書類・審査・在籍確認などについて詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。

楽天銀行スーパーローンの利用中に借入ができなくなる理由とは?対処法も解説

楽天銀行スーパーローンで借入ができていたものの、急に追加での借入ができなくなる場合があります。

借入中に利用できなくなった場合でも、焦らないように本項であらかじめ理由と対処法を把握しておきましょう。

1返済を延滞している・引き落しができていない

未払いの状況が解消されない限り利用停止にされてしまう

楽天銀行スーパーローンの利用中に追加の借入ができなくなる理由でよくある原因は、返済の延滞や、引き落としがうまくできていなかったことなどが挙げられます。

楽天銀行スーパーローンへ毎月の返済ができていないと、未払いの状況が解消されない限り、利用停止にされてしまいます。

対処法

  • 延滞をしないように毎月必ず期日までに返済をする
  • 自動引き落としで必要な返済額の支払いが行われたか確認する
  • 万が一延滞などをしてしまった場合は、すぐに楽天銀行に連絡と返済を行う

2利用限度額の上限まで借りてしまっている

利用限度額を超えた追加借入の申込は融資を行えない

楽天銀行スーパーローンで利用限度額の上限まで借りてしまっている場合は、追加借入の受付をしてもらえません。

カードローンの契約を交わす場合は必ず利用限度額が設定されており、限度額の範囲内でしか借入ができません。利用限度額を超えた追加借入の申し込みをしても、契約上、楽天銀行は融資を行うことができません。

対処法

  • 借入をする前に会員専用サイト「メンバーズデスク」で、利用残高(借入残高)・利用可能額・利用限度額などを確認する
  • 利用限度額の上限に至らないよう、借入残高に合わせて毎月できるだけ多めに返済をする
  • 限度額の上限に達していた場合は、先に返済を行って利用可能枠を確保する
  • 増額申請を行い、利用限度額を増やしてもらう

3金融事故などを起こして信用情報が悪化した

信用情報にキズが付いた場合追加借入できない

ローンやクレジットなど、他社での延滞や、長期の滞納、債務整理などの金融事故を起こして信用情報にキズが付いた場合は、追加での借入ができなくなります。

信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する履歴情報で、客観的な取引事実を登録したものです。

カードローンやクレジットカードなどのような無担保の融資に対して、金融機関は個人の信用情報を基に融資可否を判断します。延滞などで信用情報にキズが付いてしまうと、担当者から「信用に値しない方」と見なされ、新たな融資が受けられません。

対処法

  • 返済の延滞などで信用情報にキズがつかないように普段から注意しておく
  • 金融機関に対して債務整理など信用情報のキズ(異動情報)にあたる行為をしない
  • 原因が不明な場合は、信用情報機関に情報開示請求を行って原因を特定~解消する
  • 信用情報機関の記録が消えるまで(短いもので6カ月~長いもので7年ほど)待つ

4会員情報の変更届けを出していない(住所・電話番号・勤務先など)

変更届けを出していないと虚偽申告と見なされる原因にも

契約時や最後に届け出た会員情報などに変更があったにも関わらず、変更を行っていないと追加の借入ができないケースがあります。

特に、氏名が変わっていたり、年収や勤務先情報などが異なっていたりするのに、変更届けを出していないと「虚偽申告をしてお金を借りようとしている」と見なされる原因にもなりかねません。

結婚などにより氏名が変更になった場合は、楽天銀行スーパーローンより送付されてくる変更届一式と新氏名の分かる本人確認書類を返送する必要があります。

対処法

  • 普段から会員専用サイト「メンバーズデスク」で登録情報の更新を行うようにする
  • 登録情報に変更が生じた場合は速やかに会員専用サイト「メンバーズデスク」や電話などで変更手続きを行う
  • 氏名が変更となった場合は新氏名が記載された本人確認書類を用意のうえ、所定の手続きで書類を送付する

5更新時の審査で落ちて自動更新がされなかった

更新時の審査に落ちて自動更新されなかった

楽天銀行スーパーローンの契約期間は1年間と定められています。毎年、基本的には自動更新がされますが、更新時の審査に落ちて自動更新がされなかったことが原因となるケースもあります。

更新時の審査に落ちる理由としては、前述の①~④の内容や、現在の年収や勤務先・他社からの借入残高も合計した借入額を加味して「返済能力が不足している」などと見なされている可能性が高いでしょう

対処法

  • 更新時の審査に落ちないように、借入額や収入状況などの返済能力の評価に対して、常に注意を払うようにする
  • 申込条件をクリアできる他社のカードローンやフリーローンなどの個人融資に申し込む
  • 「おまとめローン」「借り換えローン」などを利用して、借入状況や返済状況を少しでも良い状況にする

6年齢条件による利用停止や限度額の引き下げ

高齢になるにつれて限度額引き下げのケースも

楽天銀行スーパーローンに限らず、カードローンの契約では、年齢条件を満たしていなかったり何らかの原因で、利用停止や限度額が引き下げられるケースがあります。

例えば、これまでは申込条件の「満20歳以上〜満62歳以下」を満たしていたとしても、今回の借入時に満62歳を超えていると、融資を受けることができなくなります。

また、収入の低下だけでなく高齢になるにつれて、利用限度額が引き下げられてしまうケースなどもあります。

対処法

  • 申込条件をクリアできる他社のカードローンやフリーローンなどの個人融資に申し込む

7カードの破損やATM取り扱いの時間外

カードの破損やATM取扱の時間外の手続き

楽天銀行スーパーローンでATMから借入をする際に、ローンカードが破損していたり、ATMの取り扱い時間外に手続きをすると、追加での借入ができません。

対処法

  • 楽天銀行にローンカードの再発行を依頼する(カードの再発行は有料になる可能性あり)
  • ATMの営業時間内に再度、手続きを行う

楽天銀行スーパーローンで借入ができない状況が改善できないときの対応方法

楽天銀行スーパーローンでどうしても借入ができなくても、他の方法でお金を工面することはできるでしょう。

楽天銀行スーパーローンで借入できない状況が改善できない場合は、次に紹介する方法を参考にしてみてください。

消費者金融に申し込む

楽天銀行スーパーローンでどうしても借入ができないと判断した場合は、消費者金融からお金を借りることを検討してみるのもよいでしょう。

消費者金融は銀行カードローンよりも審査が柔軟で、即日融資なども可能なので、すぐにお金を借りられる可能性があります。また、一時的な借入だけで良いのであれば、無利息期間などを利用すれば銀行カードローンよりもお得に融資を受けることができます。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

クレジットカードをすでに保有している場合は、キャッシング枠を利用してお金を工面するのもよいでしょう。

キャッシングとは「現金」を借りられるサービスの総称です。クレジットカードのキャッシングとカードローンの主な違いは次のとおりです。

借入方法 用途 借入限度額
クレジットカードの
キャッシング
ショッピングと借入に
利用できる
利用枠が小さい
カードローン 借入のみ 利用枠が大きい

クレジットカードのキャッシングの借入限度額はカードローンよりも小さく設定されているケースがほとんどです。ただし、クレジットカードのキャッシング枠はカードローンと同様に貸金業法の適用を受けるため、キャッシング枠が設定されていないクレジットカードでキャッシングを利用したい場合は、改めて審査に通る必要があることに注意が必要です。

公的融資制度に申し込む

公的融資制度の活用を検討するのも一つの手です。

公的融資制度とは、国や地方公共団体から法律で認められた機関や団体が貸主となり、何らかの理由で民間企業からお金を借りられない方に融資を行うことを指します。

提供されている主な公的融資制度は次のとおりです。

公的融資制度 対象者
生活福祉資金貸付制度 低所得者、高齢者、障害者の方
緊急小口資金 生活費の維持が困難な方
求職者支援資金融資 失業中の方、求職中の方
教育一般貸付 中学以上を卒業した子どもを育てる親
母子父子寡婦福祉資金貸付 20歳未満の子どもを育てるひとり親

置かれた状況や目的によって最適なプランが異なるため、事前にどの制度が利用できそうかチェックしておくとよいでしょう。

生命保険の契約者貸付制度を利用する

解約返戻金が支払われる生命保険に加入している場合は、契約者貸付制度の利用を検討しましょう。

生命保険の契約者貸付制度とは、保険を解約した場合に得られる返戻金を一定金額の範囲内で貸付けを受けられる制度のことです。

契約者貸付制度を利用することにより、得られる効果は次のとおりです。

■契約者貸付制度を利用することにより得られる効果

  • 保険の解約なしにお金を借りられる
  • 金融機関から融資を受けるよりも低金利になる可能性がある
  • 審査不要で借りられる

保険会社により変動があるとはいえ金利が2.0%〜6.0%に定められることが多く、カードローンよりも低金利で借りられます。ただし、返済が完了しなかった場合は、保険契約が失効するリスクがあることに注意が必要です。

生命保険の契約者貸付制度については、保健相談サービスを展開しているみんなの生命保険アドバイザーの記事も参考にしてみてください。

不用品や高級品を質に入れる

自宅に不用品や価値のあるブランド品を所有している場合は、質屋を利用してお金を借りる手段もあります。

質屋とは品物を担保として預ける代わりにお金を融資してくれる店舗のことです。契約時に定めた返済期限までに完済すれば預けた品物が戻る一方で、完済できなければ品物の所有権が質屋に移ります。

質屋で高額査定がされる可能性が高い品物は次のとおりです。

■質屋で高額査定が受けられる可能性が高い品物

  • 宝石
  • 貴金属
  • ブランドバッグ
  • 財布・小物類
  • 電化製品

質屋営業法の定めにより年利109.5%までに設定される場合があり、カードローンの約5.4倍もの金利を支払わなければならない可能性があります。質屋を利用するときは、できる限り低金利で預かってくれる業者を探しましょう。

【まとめ】楽天銀行スーパーローンの借入方法や注意点を把握して上手に借りよう

楽天銀行スーパーローンの借入方法には、PCとスマホ・電話・提携ATMの3種類があります。

3種類とも便利な借入方法であるため、都合や目的に合わせて選択可能です。融資までの時間を短くスムーズにお金を借りたいと考えている方は、PCやスマホなどから振込融資を受けるのがおすすめです。他社銀行カードローンと比較しても借入方法が多く、融資までの時間が短くできる特徴があります。

また、楽天銀行スーパーローンはすでに利用している方でも滞納や延滞、信用情報にキズが付いていると借入ができなくなるリスクがあることに注意が必要です。どうしても借入ができない場合は、消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど、他の融資方法を利用すれば、お金が工面できる可能性があります。

楽天銀行スーパーローンの借入方法や注意点を把握したうえで、効率良くお金を借りましょう。

楽天銀行スーパーローンの借入方法・借り方でよくある質問

  • 楽天銀行スーパーローンは借り換えにも利用できますか?

    できます

    楽天銀行スーパーローンは、借り換えや金利の見直しにも最適です。

    例えば、消費者金融から金利年18%で借入をしている場合は、確実に今よりも金利を下げられます。楽天銀行スーパーローンの上限金利は年14.5%に定められているため、高金利で契約をしているときは借り換えを検討するのが得策です。

    現在契約中の金利よりも下がると、総返済金額を抑える効果も期待できます。

  • 楽天銀行スーパーローンの利用が停止されると楽天カード(クレジットカード)の利用も停止されますか?

    されません

    楽天銀行スーパーローンは楽天銀行株式会社、楽天カードは楽天カード株式会社が運営しています。そのため、楽天銀行スーパーローンの利用が停止されたとしてもクレジットカードの利用は停止されません。

    ただし、カードローンが停止された原因がクレジットカードの滞納や延滞である場合は、信用情報に金融事故情報が登録され、楽天カードも利用停止される可能性があります。

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