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Ma-Do

第1回窓販マーケティング表彰

第1回「窓販マーケティング表彰」で、7部門23プランを表彰

窓販担当者のためのコミュニティ・メディア「Ma-Do」(発行:クライテリア)は、武蔵大学経済学部の丸淳子教授が幹事を務める「窓販マーケティング研究会」の協力を得て、優秀な窓販マーケティング活動を顕彰する「窓販マーケティング表彰」を創設し、このたび、7部門23プランを表彰しました。
表彰の選考は、2006年11月に銀行窓販に商品を提供している運用会社各社に、自社のマーケティング活動を自薦でエントリーを募り、21社72件のエントリーを受け付けました。エントリーされたマーケティング活動は、「Ma-Do」編集部および執筆ライターによる選考、また、「窓販マーケティング研究会」の銀行部会における意見交換を経て、12月21日に表彰委員会を開催し、最終的な選考を行いました。
金融商品という形のない商品をプロモートしていくためには、一般消費財にはない商品内容の解説を分かりやすく行うという高いハードルをクリアしていかなければなりません。応募いただいた各プランは、商品内容を分かりやすく説明するための様々な工夫の結実といえるものでした。
初めての表彰選考であったため、エントリー内容は、投資信託の銀行窓販に関するマーケティング活動に限定させていただいたにもかかわらず、多数のご応募をいただきました。第1回の表彰プランは、以下の通りです。2回目以降は、対象を保険商品にも広げるなど、幅広く金融商品流通に関わるマーケティング活動を顕彰することで、金融界の健全な発展に寄与する表彰制度に育てていきたいと考えています。
なお、表彰委員会は、武蔵大学経済学部丸淳子教授を委員長に、法政大学経営学部田中洋教授、マーケティングライターの牛窪恵さん、武蔵大学経済学部非常勤講師の松本勇樹さん、松澤孝紀さんで構成しました。

総合マーケティング部門 優秀賞

【部門表彰のポイント】

商品開発から、販売支援に至る一貫したセールス・プロモーション活動を評価しました。
第1回表彰ということもあり、幅広く表彰することになりました。ここに表彰する運用会社の取り組みが、現在の窓販マーケティングを代表する事例ということができるラインナップになりました。

財産3分法ファンド(不動産・債券・株式) 毎月分配型
日興アセットマネジメント

世界三資産バランスファンド(毎月分配型) (セッション)
野村アセットマネジメント

世界8資産ファンド (世界組曲)
富士投信投資顧問

りそな・SG レディース バランスファンド (Love Me!)
ソシエテ ジェネラル アセット マネジメント

6資産バランスファンド (ダブルウイング)
大和証券投資信託委託

グローバル3資産ファンド (ワンプレートランチ)
三井住友アセットマネジメント

説明資料部門優秀賞(エントリー:13社29件)

【部門表彰のポイント】

資料の分かりやすさ、使いやすさによってファンドの売れ行きを左右することがある重要な資料として審査しました。審査にあたっては、(1)使いやすいか(2)分かりやすいか(3)情報量に不足はないか―などをポイントにしました。

ドイチェ・ヨーロッパ インカム オープン
ドイチェ・アセット・マネジメント

<委員の声>

☆縦書きにした、雑誌風の仕立てなど、良いチャレンジだ。
☆縦書きにしてあるところからも、見やすい、読みやすい。
グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)

国際投信投資顧問

<委員の声>

☆2000年10月から販売用説明資料を作成しているなど歴史を感じる。
☆情報量の多さに圧倒されるくらいに資料やデータが用意されている。

PCAインド株式オープン
ピーシーエー・アセット・マネジメント

<委員の声>

☆インドを理解するために、分かりやすい資料に仕上がっている。

CAリスク軽減型ファンド(新季節の花シリーズ)
クレディ・アグリコルアセットマネジメント

<委員の声>

☆毎月の設定ファンドが「花」で表されていてきれいだ。
☆毎月、花が変わり、コレクションしてみたくなる効果もありそう。

広告宣伝部門 優秀賞(エントリー:7社8件)

【部門表彰のポイント】

投資信託のように説明することによって商品の内容が伝わる商品の広告宣伝は、繰り返し同じ内容を伝え続けることで、はじめて広告効果が現れるものです。単純なイメージ広告に終始することなく、商品の内容や投資効果について効果的に伝わる広告宣伝を高く評価しました。

グローバル・ソブリン・オープン
国際投信投資顧問

<委員の声>

☆ターゲットがしっかり決まっていて、メッセージが明快。
「ユメと、チエと、アセと、マネー。」

日興アセットマネジメント

<委員の声>

☆強く印象に残っている。
☆綾戸さんというキャラクターを通じて将来のことを考えさせられるという部分が出ている。

愛称部門 優秀賞(エントリー:5社6件)

【部門表彰のポイント】

愛称は、ただ単に「親しみ」「覚えやすい」などの効果ばかりでなく、実務的にお客さまが購入申込書に名前を記入する時の「書きやすさ」もポイント。その上で、「短い言葉」でファンドの内容を連想させるような愛称を選定しました。

「ブンさん」(りそな・世界資産分散ファンド)
大和証券投資信託委託

<委員の声>

☆覚えやすく、書きやすい。
☆投信なのだから「分散」は当たり前なのだが、それを名前にしてしまう発想がすごい。

「物価の優等生」(世界物価連動国債ファンド)
T&Dアセットマネジメント

<委員の声>

☆「優等生」という言葉はインパクトが強い。
☆物価連動国債に投資するという商品特徴との相関関係が強い。

ノベルティ部門 優秀賞(エントリー:7社8件)

【部門表彰のポイント】

ノベルティは、壊れにくい、嵩張り過ぎないなどお客さまにとって「差しさわりのないもの」であることがポイント。景品法の範囲内で、アイデアのあるものを選びました。

「グローバル好配当株オープン」のボトルウエットティッシュ
大和住銀投信投資顧問

海外株式投信のテディベア
ピーシーエー・アセット・マネジメント

ホームページ部門 優秀賞(エントリー:5社)

【部門表彰のポイント】

「明確性」「デザイン性」「情報」「信頼性」「コミュニケーション」の5つの観点で、サイト調査の専門家が基本的な機能をチェックした上で、ファンドの受益者の立場から運用情報がより分かりやすく掲載されているかなどのコンテンツチェックを行いました。

ニッセイ アセット マネジメント

<委員の声>

☆ファンド毎に何に投資しているのかマトリックスで表示、分かりやすい。
☆自分のポートフォリオを管理するページがあるなど、利用者の視点で必要と感じられる機能が多い。

国際投信投資顧問

<委員の声>

☆「グロソブ」については、資料も充実しているのだが、運用報告書のポイント解説を動画で見せてくれるのが良い。資料を読んでいるだけでは、分かりにくいところも分かりやすい動画のコメントで理解しやすい。

第一勧業アセットマネジメント

<委員の声>

☆全体的にコンパクトにまとまっていて使いやすい。

映像部門 優秀賞(エントリー:6社8件)

【部門表彰のポイント】

商品内容の解説の仕方が分かりやすいかどうかを中心に、映像作品としての完成度の高さを加味して映像コンテンツ制作の専門家が審査しました。

ニッセイ/パトナム・インカムオープン
ニッセイ アセット マネジメント

<委員の声>

☆ドラマ的な演出でファンドの特徴をうまく表現している。
☆データなども見やすく時間を気にせず一気に見せる工夫が見られる。

財産3分法ファンド(不動産・債券・株式) 毎月分配型

日興アセットマネジメント

<委員の声>

☆一般的になじみのある昔話を用いたしっかりしたストーリー構成で印象に残る。
☆データの見せ方も非常に工夫がされている。

特別賞

表彰委員 特別賞
フィデリティ投信の“Buy Japan”キャンペーン

<表彰のポイント>

部門表彰のカテゴリーを超えて「日本株」を幅広くアピールする複合的なマーケティング展開が優れている。新聞、雑誌、Web、イベントなどを効果的に組み合わせた印象に残るキャンペーンだった。投資教育の観点から「フィデリティ・ファンド・アカデミー」を開催するなど、息の長い取り組み姿勢をとっていることも高く評価します。

丸淳子表彰委員長 特別賞
富士投信投資顧問の岩本健巳常務による「モチベーション研修」

<表彰のポイント>

少人数の研修を地道に行っている姿勢に敬服します。銀行が投資信託を取り扱う意味にさかのぼって、販売員の意識付けから行っている取り組みを高く評価します。個別商品の販売には直接結びつかない取り組みでしょうが、販売の現場が高い意識を持ってお客さまと向き合い続けることこそが、銀行窓販の望ましい発展を決定付けるほどの重要な意義がある取り組みだと思います。


委員長 丸 淳子(まる・じゅんこ)氏

武蔵大学経済学部金融学科教授。日本経済研究所を経て、1991年から現職。研究・専門分野は金融・証券であり、とくに、証券市場の構造・行動・成果を理論的・実証的に研究している。所属学会は、証券経済学会理事、日本ファイナンス学会、日本経済財務研究学会。窓販マーケティング研究会の幹事。


田中 洋(たなか・ひろし)氏

法政大学経営学部教授。電通を経て、1998年より現職。2006年度法政大学大学院経営学研究科長。専攻は、マーケティング論、消費者行動論。主著に『企業を高めるブランド戦略』(講談社現代新書)、『デフレに負けないマーケティング』(ダイヤモンド社)、『消費者・コミュニケーション戦略』(有斐閣)、『Q&Aでわかるはじめてのマーケティング』(日本経済新聞社)など。


牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ)氏

マーケティングライター。大手出版社にて編集・PRに従事したのち、フリーライターとして独立。2001年に、有限会社インフィニティ設立。同代表。05年1月より、財務省財政制度等審議会専門委員。母と娘のコミュニティ「マンマ・フィーリァ!」および、「One+deux研究会~これからの家族を考える会」代表。著書に、『新女性マーケット Hahako(ハハコ)世代をねらえ!』(ダイヤモンド社)、『男が知らない「おひとりさま」マーケット』『独身王子に聞け!』(いずれも日本経済新聞社)、『ポジティブ・ケチのすすめ』(三笠書房)など。


松本 勇樹(まつもと・ゆうき)氏、松澤 孝紀(まつざわ・たかとし)氏

武蔵大学経済学部非常勤講師。窓販マーケティング研究会のメンバーとして窓販関係の調査、データ分析を行っている。